水の中は直接メジャーを当てられません。河川測量では距離標を基準に、音波で水底を測る深浅測量などを行います。
先生、川の測量って、水の中はどうやって測るのぉ?
いい疑問ね、こよみさん。河川測量では、まず川岸に沿って距離標を設置して、位置の基準を作るの。
補足すると、水底の地形を測るのが深浅測量で、音響測深機を使うのですよね?
そのとおり、結さん。
音響測深機は音波を水底に当てて、跳ね返るまでの時間から深さを測るの。
船を走らせながら連続して測れるのよ。
へぇ〜、音で深さを測るんだ! やまびこみたいに跳ね返りを使うんだね。
まさにそのイメージよ、まるさん。
河川測量では、深浅測量のほかに水位観測や流量観測も行うの。
距離標で場所を決めて、深さと水位と流量を測るんですねぇ。
やることが多いのぉ。
そうなの。
川は洪水対策や河川管理のために、形と水の状態を総合的に把握する必要があるからね。
つまり河川測量は『距離標を基準に、深浅・水位・流量を測って川の状態を把握する測量』と考えてよいですか?
完璧よ、結さん。
試験では『深浅測量は音響測深機を用いる』という点がよく問われるから、しっかり覚えておきましょうね。
確認クイズ
深浅測量で主に用いる機器はどれか。
- 音響測深機
- レベル
- トータルステーション
- 標尺
こたえを見る
正解: 1. 音響測深機
正解は1。深浅測量は音響測深機で音波を水底に当て、反射時間から水深(水底地形)を測ります。レベルや標尺は水準測量、トータルステーションは地形測量で使う機器です。