道路を造るには土地の取得が必要です。用地測量では境界を確定し、その座標から面積を求めます。学んだ座標法が活きてきます。
先生、道路を造るには土地を買う必要がありますよね。
その面積はどう決めるのですか?
そこで用地測量の出番よ、結さん。
用地取得のために、土地の境界と面積を正確に確定するの。
境界って、お隣との土地の区切りのことですかぁ?
そうよ、こよみさん。
その境界点の位置を測って明確にするのが境界測量。
用地測量の中心になる作業ね。
境界がはっきりしないと、どこまでが誰の土地か分からなくて、もめそうだね…
まさにそのとおり。
だから境界点を測って座標を求め、その座標から面積を計算するの。
ここで前に学んだ座標法が活きてくるのよ。
補足すると、境界点の座標さえ確定すれば、A = ½|Σ xᵢ(yᵢ₊₁ - yᵢ₋₁)| で用地の面積を求められる、という理解で合っていますか?
完璧な理解ね、結さん。
用地測量では境界の確定と面積計算がセットなの。
関係する土地の所有者の立会いのもとで境界を決めることも多いわ。
境界を決めて、座標を出して、面積を計算する…学んだことが全部つながってきましたぁ!
いい気づきね、こよみさん。
試験では『用地測量は境界と面積を確定する測量』という基本をしっかり押さえておきましょう。
確認クイズ
用地測量・境界測量の説明として正しいものはどれか。
- 用地測量は道路の中心線を設置する測量である
- 境界点の座標を求め、その座標から面積を計算する
- 用地測量では面積は求めない
- 境界測量は水底の地形を測る測量である
こたえを見る
正解: 2. 境界点の座標を求め、その座標から面積を計算する
正解は2。境界測量で境界点の座標を確定し、座標法などで用地の面積を計算します。中心線設置は路線測量、水底地形は深浅測量なので1と4は誤り、面積の確定が目的なので3は誤りです。