測量の出発点となる基準点。代表的な3種類の役割と、それを管理する主体を整理しましょう。
先生、基準点っていろいろ種類があるって聞いたけど、代表的なのはどれなの?
代表的なのは3つ。三角点、水準点、そして電子基準点よ。
それぞれ役割がちがうの。
三角点は水平位置の基準で、1等から4等まで等級がありますよね。
数字が小さいほど間隔が広い、という理解で合っていますか?
合っているわ。三角点は経度・緯度など水平位置の基準。
それに対して水準点は高さ、つまり標高の基準なの。
えへへ、水平の点と、高さの点で分かれているのぉ。
分かりやすいのぉ。
じゃあ電子基準点ってのは何が特別なの?
名前がハイテクっぽいけど。
電子基準点は、GNSS衛星の電波を24時間ずっと観測している基準点なの。
全国におよそ1300点あって、いまの位置測量の基盤になっているのよ。
補足すると、これらの基準点を設置・管理しているのも、基本測量を担う国土地理院ですね。
そうなの。
作った基準点は、こわれたりずれたりしないよう、きちんと管理・点検されているわ。
よっしゃ!
三角点=水平、水準点=高さ、電子基準点=GNSSで約1300点!
三つセットで覚えた!
その整理で完璧よ。
ふふ、試験でも組み合わせを問う問題が多いから強いわね。
確認クイズ
基準点に関する記述として正しいものはどれか。
- 水準点は水平位置の基準であり、1〜4等に分かれる。
- 電子基準点はGNSSの連続観測を行う基準点で、全国に約1300点設置されている。
- 三角点は高さ(標高)の基準として用いられる。
- 電子基準点は民間企業が独自に設置・管理している。
こたえを見る
正解: 2. 電子基準点はGNSSの連続観測を行う基準点で、全国に約1300点設置されている。
電子基準点はGNSSを連続観測する基準点で、全国に約1300点あります。三角点は水平位置、水準点は高さ(標高)の基準で、いずれも国土地理院が設置・管理します。種類と役割の対応を正確に押さえましょう。