水準測量の総まとめです。道具・手順・計算・誤差・GNSSまで、要点を4人で一気におさらいし、最後に標高計算をひとつ通しで解いてみましょう。
今日は水準測量の総復習よ。
まずは全体の流れから。
結さん、水準測量の目的を一言でどうぞ。
はい。
既知点の標高を基準に、比高を積み上げて別の点の標高を求めることです。
道具はレベルと標尺ですね。
完璧。
まるさん、観測手順の3つのキーワードは?
よっしゃ!後視・前視・もりかえ点!
比高は後視−前視で、それをリレーしていくんだよね!
その通り。
こよみさん、標高計算の2つの方式は覚えている?
はいですぅ!昇降式と器高式ですぅ。
昇降式は終点標高=起点標高+Σ後視−Σ前視、器高式は器械高−前視で求めますぅ。
よく言えました。
誤差はどう?
結さん。
視準軸誤差は後視と前視の距離を等しくすると消えます。
往復観測の較差を許容誤差=C√Sと比べて合否を判定し、閉合差は距離に比例して配分します。
素晴らしい。
最後はGNSS。
まるさん、標高を出す式は?
標高=楕円体高−ジオイド高!
GNSSは楕円体高しかくれないから、ジオイド高を引くんだよね!
全員よく仕上がっているわね。
では締めに、昇降式の計算を1問通しで解きましょう。
下の計算例を一緒に確認して。
はいですぅ!
最後まで気を抜かずにいきますぅ。
えへへ、水準測量、けっこう好きになれた気がしますぅ!
確認クイズ
起点の標高が50.000m、後視の合計が4.321m、前視の合計が4.567mのとき、昇降式で求める終点の標高はいくらか。
- 49.754m
- 50.246m
- 58.888m
- 50.000m
こたえを見る
正解: 1. 49.754m
49.754mが正解。終点標高=起点標高+Σ後視−Σ前視=50.000+4.321−4.567=50.000−0.246=49.754m。後視合計より前視合計が大きいので、全体として246mm下がる。