ここからは写真測量です。空から撮った写真をどう地図に変えていくのか、撮影から数値地形図までの流れを一気につかみましょう。
先生、今度は写真で測量するって聞いたけど、写真を撮るだけで地図ができちゃうの?
さすがにそれは無理じゃない?
ふふ、写真だけではないのよ、まる。写真測量は、空中写真などから対象の位置や形状を求める測量なの。
ちゃんと手順があるのよ。
流れとしては、まず飛行機から空中写真を撮る『撮影』、次に写真の傾きや位置を地上に合わせる『標定』、そして立体を測って地図にする『図化』の順ですね。
よくまとまっているわ。
撮影 → 標定 → 図化、この順番が写真測量の背骨なの。
うぅ〜ん…標定ってなんだか難しそうな言葉なのぉ。
どういうことなのぉ?
標定はね、こよみ。
斜めにゆがんだり位置がずれたりした写真を、実際の地上の位置にぴたっと合わせる作業なの。標定点という位置の分かった点を手がかりに合わせるのよ。
なるほど、写真をそのまま使うんじゃなくて、地面に合わせ直すのか。
地図の上に写真を重ねてピント合わせる感じだね!
図化では、重なり合った写真から実体視で立体をとらえ、地形と地物を測って数値地形図に描き起こします。
そうして最後に数値地形図データが仕上がるの。
つまり、写真は地図を作るための『素材』なのよ。
えへへ、撮って、合わせて、描き起こす。
三段階なら覚えられそうなのぉ。
その意気よ。
試験では、この撮影 → 標定 → 図化の順番がそのまま問われるから、確実にしておきましょうね。
確認クイズ
写真測量の基本的な作業の流れとして正しいものはどれか。
- 図化 → 撮影 → 標定
- 撮影 → 標定 → 図化(数値地形図)
- 標定 → 撮影 → 図化
- 撮影 → 図化 → 標定
こたえを見る
正解: 2. 撮影 → 標定 → 図化(数値地形図)
正解は2。写真測量は 撮影 → 標定(写真を地上に合わせる) → 図化(立体を測り地図化) の順で進み、数値地形図データが仕上がります。