地形測量は、山や川といった地形と、建物や道路といった地物の位置と形状を測り、地形図を作り上げる分野です。まずは全体像をつかみましょう。
先生、地形測量ってさ、結局なにをする測量なの?
山を測るのはなんとなく分かるけど、いまいちピンとこなくて。
いい質問ね、まる。地形測量は、地形や地物の位置と形状を測って、地形図を作り上げる測量なのよ。
補足すると、地形は山・谷・斜面などの土地の起伏、地物は建物・道路・河川などの地上の物、という理解で合っていますか?
ええ、その整理で正解よ。
地形と地物、その両方の位置と形を数値でとらえるのが地形測量なの。
うぅ〜ん…でも、いきなり山ぜんぶを測るのは大変じゃないのぉ?
そこがポイントよ、こよみ。
まず基準点を骨組みとして固めてから、その基準点をよりどころに細部測量で建物や地形の細かい点を測っていくの。
つまり、精度の高い基準点測量を先に済ませ、その枠組みの中でトータルステーションやGNSSを使って細部を埋めていく流れですね。
なるほど!
バドのコートも、まず外枠のラインを引いてから中のラインを描くもんね。
骨組みが先、細かいのが後、って感じか。
まさにそのイメージ。
最終的な成果は、昔の紙の地図ではなく、位置を数値で持った数値地形図としてまとめるのが今の主流なのよ。
えへへ、地図って測って作るものだったんですねぇ。
ちょっとワクワクしてきたのぉ。
その気持ち、大切にね。
試験ではまず『地形測量は何をする測量か』を言えるようにしておきましょう。
ふふ。
確認クイズ
地形測量の目的として最も適切なものはどれか。
- 土地の境界を法的に確定すること
- 地形・地物の位置と形状を測定し、地形図を作成すること
- 人工衛星の軌道を計算すること
- 建物の構造強度を調べること
こたえを見る
正解: 2. 地形・地物の位置と形状を測定し、地形図を作成すること
正解は2。地形測量は地形(起伏)と地物(建物・道路など)の位置と形状を測り、地形図を作成する測量です。境界確定は用地測量、強度調査は測量の目的ではありません。