空中写真の基礎

立体を測るために写真を重ねて撮る重複の考え方と、オーバーラップ60%・サイドラップ30%を押さえます。

写真測量の素材となる空中写真。立体を測るために写真を重ねて撮る『重複』の考え方が、この分野の計算の土台になります。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

先生、空中写真は飛行機から地上を撮った写真ですが、ただ1枚撮ればよいわけではないのですよね?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

よく気づいたわね、結。
立体を測るには、隣り合う写真を重複させて撮る必要があるの。

橙川 こよみ(普段) 橙川 こよみ

うぅ〜ん…なんでわざわざ重ねて撮るのぉ?
もったいなくないのぉ?

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

重なった部分を2方向から見ることで、地面の高さ、つまり起伏が分かるからよ。
人の目が2つあるから立体に見えるのと同じ仕組み、実体視のためなの。

墨谷 まる(笑顔) 墨谷 まる

へえ!
両目で見ると奥行きが分かるやつか。
片目つぶると距離感つかみにくいもんね。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

重複には2種類あると学びました。
同じコースの前後の写真の重なりがオーバーラップ、隣のコースとの重なりがサイドラップ、という理解で合っていますか?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

合っているわ。
そして数値も大事よ。オーバーラップは通常60%、サイドラップは通常30%と覚えておくの。

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

オーバーラップ60、サイドラップ30。
進む方向がたくさん重ねて、横は控えめ、って感じか。

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

そのイメージでいいわ。
飛行機は同じ高さで直線コースを飛びながら、一定間隔でシャッターを切っていくの。
この間隔が後で習う撮影基線長につながるのよ。

橙川 こよみ(笑顔) 橙川 こよみ

えへへ、数字の60と30、しっかり覚えておくのぉ。

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

その2つの数字は計算問題でもよく使うから、絶対に押さえておいてね。
ふふ。

確認クイズ

同一コース内で隣り合う空中写真の重複(オーバーラップ)の標準的な値はどれか。

  1. 30%
  2. 40%
  3. 50%
  4. 60%
こたえを見る

正解: 4. 60%

正解は4。オーバーラップ(同一コースの前後の重複)は通常60%、サイドラップ(隣接コース間の重複)は通常30%です。計算問題でよく使う数値です。

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