航空レーザ測量

レーザで地表の三次元点群を取得する航空レーザ測量の仕組みと、樹木下の地盤も測れる強みを学びます。

写真とは別の方法で地形をとらえるのが航空レーザ測量です。レーザを地表に当てて三次元の点群を得る仕組みと、その得意分野を見ていきましょう。

橙川 こよみ(普段) 橙川 こよみ

先生、写真じゃなくてレーザで測る方法もあるって聞いたのぉ。
レーザって、あのピカッと光るやつなのぉ?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

そうよ、こよみ。航空レーザ測量は、飛行機からレーザ光を地表に当てて、地面までの距離を測る測量なの。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

レーザが往復する時間から距離を求め、無数の点の三次元の位置、いわゆる点群を取得する、という理解で合っていますか?

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

合っているわ、結。
1秒間に何万発というレーザを撃って、地表を細かい点の集まりとしてとらえるのよ。

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

へえ、点で地形をなぞるのか。
でもそれ、写真測量と何が違うの?
どっちも空から測るんでしょ?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

いい着眼点ね、まる。
大きな違いはここ。
レーザの一部は木の葉の隙間をすり抜けて地面まで届くの。
だから森林の下の地盤も測りやすいのよ。

墨谷 まる(びっくり) 墨谷 まる

マジで!?
写真だと木が邪魔で地面が見えないのに、レーザは隙間から地面をのぞけるってこと?
すごいじゃん!

茶谷 結(普段) 茶谷 結

補足すると、木々に当たった点を取り除く処理をすれば、樹木の下の地盤の標高、つまり地面そのものの起伏を求められます。

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

そう。
だから森林や山地の地形把握に強いの。
写真測量が苦手な場面を補ってくれるのよ。

橙川 こよみ(笑顔) 橙川 こよみ

えへへ、木の下の地面も測れるなんて、レーザってすごいのぉ。
写真とレーザで得意が違うのぉね。

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

そのとおり。
試験では『航空レーザ=三次元点群を取得、樹木下の地盤も把握しやすい』と押さえておきましょうね。
ふふ。

確認クイズ

航空レーザ測量の特徴として正しいものはどれか。

  1. レーザの一部が樹木の隙間を通り、樹木下の地盤の標高も把握しやすい
  2. 雲がなくても曇天では一切測定できない
  3. 空中写真の重複を利用して立体を作る方式である
  4. 地上に据え付けてしか使えない
こたえを見る

正解: 1. レーザの一部が樹木の隙間を通り、樹木下の地盤の標高も把握しやすい

正解は1。航空レーザ測量はレーザの一部が樹木の隙間を通り地面まで届くため、樹木下の地盤の標高も把握しやすいのが特徴です。三次元点群を取得します。

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