空中写真はそのままでは地図として使えません。傾きや起伏のズレを補正したデジタルオルソなら、地図と同じように距離が測れます。
先生、空中写真ってそのまま地図として使っちゃダメなの?
きれいに写ってるんだから、それでよくない?
気持ちは分かるけど、ダメなのよ、まる。
写真は中心投影だから、高い建物や山が外側へ倒れて写ってしまうの。
つまり写真の上では、傾きや地形の起伏のせいで、位置や距離が正しく測れない、という理解で合っていますか?
そのとおり、結。
地図は真上から見た正射投影。
写真の中心投影とは根本的に違うのよ。
え、じゃあ写真は地図には使えないってこと?
せっかく撮ったのにもったいないじゃん!
そこで補正するの。
写真の傾きや起伏によるズレを直して、正射投影の画像に作り変えたものがデジタルオルソなのよ。
うぅ〜ん…オルソって、なんだか呪文みたいな名前なのぉ。
どういう意味なのぉ?
オルソは『正しい・直角の』という意味で、正射投影を指します。
だからデジタルオルソは正射投影画像とも呼ばれますね。
なるほど、ズレを直した『地図として使える写真』ってことか。
写真の良さと地図の正確さのいいとこ取りだね!
うまくまとめたわね。
デジタルオルソの上なら、地図と同じように距離や位置を測れる。
だから背景地図として広く使われているのよ。
えへへ、ズレを直したから地図みたいに測れるのぉ。
オルソ、覚えたのぉ!
確認クイズ
デジタルオルソ(正射投影画像)の説明として正しいものはどれか。
- 中心投影のまま、傾きや起伏によるズレが残った画像である
- 写真の傾きや地形の起伏によるズレを補正し、地図と同じ正射投影にした画像である
- 夜間に赤外線で撮影した写真のことである
- 等高線だけを抜き出した図のことである
こたえを見る
正解: 2. 写真の傾きや地形の起伏によるズレを補正し、地図と同じ正射投影にした画像である
正解は2。デジタルオルソは、中心投影の空中写真がもつ傾きや起伏によるズレを補正し、正射投影に直した画像です。地図と同じように距離が測れます。