ここからは計算です。まずは写真測量の基本公式、写真縮尺 1/m = f/H を使いこなせるようにしましょう。焦点距離fと対地高度Hがカギです。
先生、写真の縮尺って、どうやって求めるのぉ?
なんだか難しそうで、こよみ不安なのぉ…。
大丈夫、公式は1つだけよ、こよみ。写真縮尺は 1/m = f/H。
fは焦点距離、Hは対地高度なの。
つまり縮尺の分母 m は m = H ÷ f で求まる、という理解で合っていますか?
高いところから撮るほど m が大きく、縮尺は小さくなりますね。
合っているわ、結。
fとHの単位をそろえるのがコツよ。
両方メートルにしてから割り算するの。
先生、やってみていい?
たとえば f=0.15m、H=3000m なら、m = 3000 ÷ 0.15 だよね?
えっと…3000割る0.15…。
いい調子。
0.15で割るのは、15で割って100倍と考えると楽よ。
3000 ÷ 0.15 = 20000。
だから縮尺は 1/20000 ね。
よっしゃ、m=20000!
割る0.15は『×100÷15』で考えるのか、なるほど電卓なしでもいけるじゃん!
補足すると、縮尺が分かれば実際の長さも出せます。
写真上の10cm(0.10m)は、0.10 × 20000 = 2000m ですね。
そのとおり。
写真上の長さ×m=実際の長さ、逆に実際の長さ÷m=写真上の長さ。
この2つはセットで覚えるのよ。
えへへ、公式1つだけなら、こよみにもできそうな気がしてきたのぉ!
その調子よ。
試験では電卓が使えないから、割り算を工夫する練習をしておきましょうね。
ふふ。
確認クイズ
焦点距離0.15m、対地高度3000mのカメラで撮影した空中写真の縮尺として正しいものはどれか。
- 1/10000
- 1/15000
- 1/20000
- 1/30000
こたえを見る
正解: 3. 1/20000
正解は3。1/m = f/H より m = H ÷ f = 3000 ÷ 0.15 = 20000。よって縮尺は 1/20000 です。