UTM図法|経度6°ごとの帯で世界を表す

経度6°ごとの帯で世界を表すUTM図法と、平面直角座標系との使い分けを会話で解説。

平面直角座標系が国内向けなら、UTM図法は世界を統一のルールで表すしくみです。両者のちがいを押さえましょう。

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

先生、UTMって聞いたことあるけど、平面直角座標系と何が違うの?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

いい質問ね、まるさん。UTM図法は、地球を経度6°ごとの帯(ゾーン)に分けて表す横メルカトル図法なの。
世界全体を統一のルールで表せるのが強みよ。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

補足すると、横メルカトルは円筒を横に倒して地球に巻きつけるイメージで、平面直角座標系のガウス・クリューゲル図法と同じ等角図法の仲間ですね?

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

そのとおり。
どちらも等角だから角度がくずれないの。
違いは分け方の幅ね。
平面直角座標系は国内向けに狭く19系、UTMは世界向けに経度6°ずつの帯で分けるのよ。

橙川 こよみ(普段) 橙川 こよみ

6°ずつだと、帯はけっこう広いんですねぇ。
日本はいくつの帯に入るのぉ?

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

日本はおおむね3つの帯にまたがるわ。
広い範囲を1つの帯で表す分、平面直角座標系よりゆがみは少し大きくなるの。

墨谷 まる(笑い) 墨谷 まる

なるほど。
狭く分ける平面直角座標系は国内で精密に、広く分けるUTMは世界を広くカバー、って使い分けなんだね! よっしゃ、覚えた!

茶谷 結(普段) 茶谷 結

つまりUTMは『経度6°ごとの帯で世界を表す横メルカトル(等角)図法』で、平面直角座標系より1区分が広い、という整理でよいでしょうか?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

完璧よ、結さん。
試験では『UTMは経度何度ごとか』が問われるから、6°としっかり覚えておきましょうね。

確認クイズ

UTM図法の説明として正しいものはどれか。

  1. 経度3°ごとの帯に分けて表す
  2. 経度6°ごとの帯に分けて表す横メルカトル図法である
  3. 緯度6°ごとの帯に分けて表す
  4. 面積を正しく保つ等積図法である
こたえを見る

正解: 2. 経度6°ごとの帯に分けて表す横メルカトル図法である

正解は2。UTMは経度6°ごとの帯(ゾーン)で世界を表す横メルカトル図法(等角)です。3°ではないので1は誤り、緯度ではなく経度で区切るので3は誤り、等角であって等積ではないので4は誤りです。

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