測量法の目的と体系

測量法が何のためにある法律なのか、目的の3つのキーワードで整理します。

法規分野の出発点は、測量法が何のためにある法律なのかを知ることです。目的の3つのキーワードを押さえましょう。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

先生、測量法の第1条には目的が書かれていますよね。
まず条文の趣旨を整理しておきたいのですが。

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

ええ。測量法の目的は、測量の重複をはぶいて、正確さを確保し、さらに測量制度の改善発達をはかること。
この3つがセットなのよ。

橙川 こよみ(あせる) 橙川 こよみ

うぅ〜ん…『重複をはぶく』って、どういうことなのぉ?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

たとえばね、同じ場所を別々の役所がバラバラに測っていたら、お金も手間もムダでしょう?
基準をそろえて、二度手間をなくす。
そういう意味なのよ。

墨谷 まる(笑い) 墨谷 まる

あー、要するにムダな二度手間をなくすってことね!
部活でコートを二人が別々に掃除するみたいな?

茶谷 結(普段) 茶谷 結

つまり、正確さの確保と制度の改善発達もふくめて、測量法は国全体の測量の土台を整える法律、という理解で合っていますか?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

合っているわ。
だから測量を基本測量・公共測量・それ以外に分類して、それぞれのルールを定めているの。
体系立っているのよ。

橙川 こよみ(笑顔) 橙川 こよみ

えへへ、大きな法律なのに、目的はシンプルで覚えやすいのぉ。

墨谷 まる(笑い) 墨谷 まる

よっしゃ、『重複を除く・正確さ・制度の改善発達』の3点セットで暗記だ!

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

その意気よ。
試験では目的の条文がそのまま正誤問題になることもあるから、キーワードで押さえておいてね。

確認クイズ

測量法の目的として、条文に定められていないものはどれか。

  1. 測量の重複を除くこと
  2. 測量の正確さを確保すること
  3. 測量制度の改善発達を図ること
  4. 測量業者の利益を最大化すること
こたえを見る

正解: 4. 測量業者の利益を最大化すること

測量法第1条の目的は、測量の重複を除き、正確さを確保し、測量制度の改善発達を図ることです。業者の利益最大化は目的に含まれません。目的の3つのキーワードをそのまま覚えましょう。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。