法規分野の出発点は、測量法が何のためにある法律なのかを知ることです。目的の3つのキーワードを押さえましょう。
先生、測量法の第1条には目的が書かれていますよね。
まず条文の趣旨を整理しておきたいのですが。
ええ。測量法の目的は、測量の重複をはぶいて、正確さを確保し、さらに測量制度の改善発達をはかること。
この3つがセットなのよ。
うぅ〜ん…『重複をはぶく』って、どういうことなのぉ?
たとえばね、同じ場所を別々の役所がバラバラに測っていたら、お金も手間もムダでしょう?
基準をそろえて、二度手間をなくす。
そういう意味なのよ。
あー、要するにムダな二度手間をなくすってことね!
部活でコートを二人が別々に掃除するみたいな?
つまり、正確さの確保と制度の改善発達もふくめて、測量法は国全体の測量の土台を整える法律、という理解で合っていますか?
合っているわ。
だから測量を基本測量・公共測量・それ以外に分類して、それぞれのルールを定めているの。
体系立っているのよ。
えへへ、大きな法律なのに、目的はシンプルで覚えやすいのぉ。
よっしゃ、『重複を除く・正確さ・制度の改善発達』の3点セットで暗記だ!
その意気よ。
試験では目的の条文がそのまま正誤問題になることもあるから、キーワードで押さえておいてね。
確認クイズ
測量法の目的として、条文に定められていないものはどれか。
- 測量の重複を除くこと
- 測量の正確さを確保すること
- 測量制度の改善発達を図ること
- 測量業者の利益を最大化すること
こたえを見る
正解: 4. 測量業者の利益を最大化すること
測量法第1条の目的は、測量の重複を除き、正確さを確保し、測量制度の改善発達を図ることです。業者の利益最大化は目的に含まれません。目的の3つのキーワードをそのまま覚えましょう。