撮影高度の計算

H=f×mで対地高度を求め、平均標高を足して海抜撮影高度を出す手順と、両者の区別を練習します。

今度は縮尺から撮影高度を逆算します。公式 H = f×m と、地表の標高を足す『海抜撮影高度』の考え方を区別するのがポイントです。

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

先生、この前は縮尺を求めたけど、逆に『どのくらいの高さから撮ればいいか』って計算できるの?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

できるわよ、まる。
1/m = f/H を変形すると、対地高度 H = f × m。
撮りたい縮尺と焦点距離が決まれば高さが出るの。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

つまり縮尺 1/10000、f=0.15m なら、H = 0.15 × 10000 = 1500m、という理解で合っていますか?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

合っているわ、結。
かけ算だから、こちらは割り算より計算が楽ね。
0.15×10000=1500m よ。

橙川 こよみ(普段) 橙川 こよみ

うぅ〜ん…でも先生、この1500mって、地面からの高さなのぉ?
それとも海からの高さなのぉ?

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

とてもいい質問よ、こよみ!
Hは地表からの高さ、対地高度なの。
でも飛行機の高度計は海面からの高さで表すでしょう?

墨谷 まる(びっくり) 墨谷 まる

あ、そっか。
撮る場所の地面が標高200mの山なら、海から測ったらもっと高くなるってこと?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

そのとおり。
地表の標高を足したものを海抜撮影高度というの。
1500 + 200 = 1700m ね。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

整理すると、海抜撮影高度 = 対地高度 H + 撮影地域の平均標高、ですね。
問題文がどちらを聞いているか読み分けが大切です。

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

なるほど、『地面から』か『海から』かで答えが変わるのか。
ひっかけ問題っぽいから気をつけないと!

橙川 こよみ(笑顔) 橙川 こよみ

えへへ、対地高度に標高を足したら海抜、っと。
しっかりメモしておくのぉ。

確認クイズ

縮尺1/10000、焦点距離0.15mで撮影する。撮影地域の平均標高が200mのとき、海抜撮影高度はいくらか。

  1. 1300m
  2. 1500m
  3. 1700m
  4. 2000m
こたえを見る

正解: 3. 1700m

正解は3。対地高度 H = f×m = 0.15×10000 = 1500m。海抜撮影高度 = 対地高度 + 平均標高 = 1500 + 200 = 1700m です。

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