今度は縮尺から撮影高度を逆算します。公式 H = f×m と、地表の標高を足す『海抜撮影高度』の考え方を区別するのがポイントです。
先生、この前は縮尺を求めたけど、逆に『どのくらいの高さから撮ればいいか』って計算できるの?
できるわよ、まる。
1/m = f/H を変形すると、対地高度 H = f × m。
撮りたい縮尺と焦点距離が決まれば高さが出るの。
つまり縮尺 1/10000、f=0.15m なら、H = 0.15 × 10000 = 1500m、という理解で合っていますか?
合っているわ、結。
かけ算だから、こちらは割り算より計算が楽ね。
0.15×10000=1500m よ。
うぅ〜ん…でも先生、この1500mって、地面からの高さなのぉ?
それとも海からの高さなのぉ?
とてもいい質問よ、こよみ!
Hは地表からの高さ、対地高度なの。
でも飛行機の高度計は海面からの高さで表すでしょう?
あ、そっか。
撮る場所の地面が標高200mの山なら、海から測ったらもっと高くなるってこと?
そのとおり。
地表の標高を足したものを海抜撮影高度というの。
1500 + 200 = 1700m ね。
整理すると、海抜撮影高度 = 対地高度 H + 撮影地域の平均標高、ですね。
問題文がどちらを聞いているか読み分けが大切です。
なるほど、『地面から』か『海から』かで答えが変わるのか。
ひっかけ問題っぽいから気をつけないと!
えへへ、対地高度に標高を足したら海抜、っと。
しっかりメモしておくのぉ。
確認クイズ
縮尺1/10000、焦点距離0.15mで撮影する。撮影地域の平均標高が200mのとき、海抜撮影高度はいくらか。
- 1300m
- 1500m
- 1700m
- 2000m
こたえを見る
正解: 3. 1700m
正解は3。対地高度 H = f×m = 0.15×10000 = 1500m。海抜撮影高度 = 対地高度 + 平均標高 = 1500 + 200 = 1700m です。